コントロール パネルの[サービスの設定]>[メール]を選択します。
[メール転送]セクションのデフォルト設定では、「不明なアカウント宛てのメッセージ」は「破棄」されるようになっています。この「不明なアカウント宛てのメッセージ」のところで「転送先を追加」をクリックします。そして、メッセージの転送先を指定するのですが、ここで注意を要することがあります。
転送先として既存のExchange Serverを指定するには、Exchange ServerのIPアドレスを入力するか、ドメイン名を入力するかのいずれかを行います。このとき、ドメイン名を入力した場合は、そのドメイン名のAレコードを参照してIPアドレスに置き換えるのではなく、そのドメインのMXレコードで示されたメール サーバーへメッセージを転送するような動作をします。つまり、単純に転送先として指定したいExchange ServerのFQDNを入力しても正しく転送されません。
弊社では、exchange.alivia.co.jpというサブドメインを新たに作成し、そこでMXレコードを作成して、メール エクスチェンジャに弊社のExchange ServerのFQDNを指定しました。
上記のようなDNSサーバー側の設定を行った上で、転送先をexchange.alivia.co.jpと入力します。それから、「SMTPエンベロープの変更」のチェックボックスはオフのままにしておきます。、ちなみに、「SMTPエンベロープの変更」のチェックボックスをオンにすると、メール転送時に宛先メールアドレスはXXXX@alivia.co.jpから、XXX@exchange.alivia.co.jpへと変更されてExchange Serverへ配信されるようになります。「メールの配信先」はデフォルトの「不明なアカウントのみ」を選択したままにしておきます。そして、「転送先を追加」をクリックしてから、ページの最下部の「変更を保存」ボタンをクリックします。
これで、設定は完了です。
仮アドレスであるusername@alivia.co.jp.test-google-a.comの形式で、Google Appsへ登録していないユーザーへメールを送ると・・・残念ならがExchange側でメールを受け取ることができませんでした。
そこで、WireSharkを使って、Google AppsからExchange Serverへの通信をキャプチャしてトラブルの原因を調べてみると、宛先メールアドレスがusername@alivia.co.jp.test-google-a.comとなっていました。alivia.co.jp.test-google-a.comはあくまで仮のドメインなので、てっきり転送するときにはalivia.co.jpに直してくれると思っていたのですが、この結果を見たら、これはこれで正しい動作のような気がして、納得しました。そこで、Exchange Server側で、alivia.co.jp.test-google-a.comドメインのメールアドレスでもメールを受け取れるようにすることに気持ちを切り替えました。それには、Exchange ServerでExchange管理コンソールを使用して、[組織の構成]>[ハブ トランスポート]の[承認済みドメイン]タブでalivia.co.jp.test-google-a.comドメインを「権限のあるドメイン」として新規作成します。これで、Exchange Serverが仮ドメインのメールアドレス宛てのメールを受け入れることができるようになります。そして、受信のテストを行うアカウントのメールボックスのプロパティを開き、[電子メール アドレス]タブで仮のメールアドレスを追加します。これで、メールを受信することができるようになりました。
2010年5月26日水曜日
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